活発な梅雨前線による豪雨で、気象庁は7月6~8日、岡山や広島など計11府県に大雨の特別警報を出し、「重大な危険が差し迫った異常事態」と最大級の警戒を呼び掛けた。48時間雨量は広島市や岐阜県高山市など124地点で観測史上最多を更新、各地で甚大な被害をもたらした。7月平年比の雨量は、近畿225%、山陽(岡山、広島県)216%、四国210%-と軒並み200%を超えた。防災科学技術研究所は「100年に1回程度の非常にまれな大雨だった」